暁に祈る 大坪砂男
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「面白俱楽部」1950年1月号 「処女妻の秘密」として初出
「宝石」1954年3月増刊号 改題再録
『愉快な悪人』1952年8月 桃源社 収録
『大坪砂男全集 第二巻』1972年5月 薔薇十字社 収録
「別冊宝石」1949年1月号 初出
『大坪砂男全集 第二巻』1972年5月 薔薇十字社 収録
「苦楽海外版」1948年10月号 初出
「別冊宝石」1949年4月号 再録
「探偵実話」1954年4月増刊号 再録
『岩谷選書 私刑』1950年2月 岩谷書店 収録
『大坪砂男全集 第二巻』1972年5月 薔薇十字社 収録
【母娘二代に渡り、同じ白無垢の衣裳で、同じ場所で、同じく頭部粉砕で、いずれも三月十三日未明に死体で発見されたのはなぜか?】
理のみに落ちず、人の心の綾を含むことで独自の趣を感じる。
「赤痣の女」で曖昧に描かれる部分があるのも、このせいか。
北山猛邦「踊るジョーカー」はいまひとつだと感じたのもこれなんだな。
「別冊宝石」1948年7月号 初出
「探偵実話」1954年9月増刊号 再録
『岩谷選書 私刑』1950年2月 岩谷書店 収録
『大坪砂男全集 第二巻』1972年5月 薔薇十字社 収録
【アパートの一室で自殺した管理人Xと赤痣の女の関係は?】
ラストがはっきりとは語られていない。
何かを読み落として余韻を感じられず。