「メグル」2010年 東京創元社
「メグル」2013年8月 創元推理文庫

【アルバイトの依頼者は？】

ラストの文章と、発生する事象が相反していると思う。
いつまでなのかということに対する回答も、無責任なのではないか。

「メグル」2010年 東京創元社
「メグル」2013年8月 創元推理文庫

【食事をするのが、アルバイト】

『メグル』全5話の中では、一番よかった。
クローン病は実在する病気です。

「メグル」2010年 東京創元社
「メグル」2013年8月 創元推理文庫

【紹介されたのは、餌を与えるアルバイト】

一話目の「ヒカレル」があの内容なので、解としては何でもありだから、この結末では響かない。
もう一捻り欲しい。

「メグル」2010年 東京創元社
「メグル」2013年8月 創元推理文庫

【紹介されたのは、売店の商品入れ替えのアルバイト】

こうなるのだろうなぁと思うとおりになって、おもしろくない。読みづらいということでもないのけれど。
最後の一文も意味ありげだけれど、効いてこなかった。

『結局、お盆前に父が退院となるまで、母の指輪は見つからずじまいだった』
は、
『お盆前に父は退院したけれど、母の指輪は見つからなかった』
ということがいいたいのか。
元の文だと、退院後に見つかったという意味が含まれているように取ってしまった。

「メグル」2010年 東京創元社
「メグル」2013年8月 創元推理文庫

【紹介されたアルバイトは、一晩遺体と添い寝することでした】

こういった内容の物語だとは思わずに読んだもので、しらけてしまいました。
なので、最後のまとめも今さらな感じがしておもしろくありませんでした。