Windows/Linuxのトラブル追跡実績ノウハウ エンジニア必携

2-2-1 uname システムの基本情報の確認 Linux

estis2016/06/14 (火) 12:50 に投稿

OS情報を表示する。

 uname -a

 
場合によっては

 uname -sr

[root@localhost ~]# man uname
UNAME(1)                         User Commands                        UNAME(1)

NAME
       uname - print system information

SYNOPSIS
       uname [OPTION]...

DESCRIPTION
       Print certain system information.  With no OPTION, same as -s.

       -a, --all
              print all information, in the following order, except omit -p and -i if unknown:

       -s, --kernel-name
              print the kernel name

2 システムの基本情報の確認

estis2016/06/14 (火) 12:24 に投稿

「システム要件」を満たしているのかを確認する。

バージョン情報
プロセッサタイプ/CPU性能
メモリ容量
ディスク容量

グラフィックプロセッサ情報
周辺機器情報
併用しているソフトウェア
修正プログラム適用状況
アカウント情報

1-1 トラブルシューティングのプロセス・何をトラブルとするのか

estis2016/05/18 (水) 12:31 に投稿

『トラブル』満たされなかった利用者のシステムへの期待
 そのシステムへ、利用者がどのような期待をしていたか

原因特定のため、仮説を立て検証する
 利用者の報告内容と矛盾しないか、症状をすべて説明できるか を確認
 仮説は徐々に範囲を拡げていく

トラブルシューティングプロセス(p.12 図 1.1-2)
 問題認識
  何をトラブルとするのか → そのシステムにおいて、利用者の期待は適切か
 仮説設定
  システムのあるべき状態との差異に着目
 情報収集
  あなたのトラブルは誰かのトラブルであった可能性を、忘れない
 検証整理
  仮説に基づき収集した情報から原因を特定
  問題を充分に説明できなければ、仮説設定に戻る
 意志決定
  解決策実行の承認
  副作用に注意
  原状復帰手順を確保
 解決策実行
  既存利用者への影響把握
  アナウンス要不要確認
 結果評価
  解決策実行後状況と期待状況の差異

必ずしも、完全修正が利用者の希望ではない
 特定期間の可用性確保
 新システム導入のための現システム修復困難設定

*修正プログラムの種類(p.14 COLUMN)