The Next Karate Kid
1994年
アメリカ
監督:クリストファー・ケイン
音楽:ビル・コンティ
脚本:マーク・リー
製作:ジェリー・ワイントローブ
出演:ノリユキ・パット・モリタ/ヒラリー・スワンク/クリス・コンラッド/マイケル・アイアンサイド/マイケル・キャヴァリエリ/コンスタンス・タワーズ/ウォルト・ゴギンズ/
ベスト・キッドの4作目。3作目までとは変わり、少年ではなく少女が主人公。
ミスター・ミヤギの動作が緩慢になったとか、空手の練習方法がいい加減だとか、敵役があまりにも変人過ぎるとか、不思議な点は多いけれど、それらを気に留めなければ、それほど悪くない。
心を閉ざした少女を、孤独な老人が、共通項である空手を通じて、立ち直るよう勇気づける。そういった物語でよかったのに、シリーズとしての約束事か、敵との闘いが必要だからと簡単に敵を作ったら、狂人キャラの登場で、物語が変になったみたいだ。
「ダンスも踊れない坊主なんて信用できない」という言葉は、坊主であるというだけで敬われるべきだと思っている坊主しか知らない者には響いた。