2011/01/02-3 フロウ~水が大企業に独占される!~

estis2011/01/03 (月) 00:14 に投稿

Flow For Love Of Water
2008年
アメリカ
93分
スコープサイズ

監督:イレーナ・サリーナ
製作スタッフ:スティーヴン・ネメス


大企業による水産業の実態。
水道が作られ、高額の金を支払わなければ飲めなくなった人々は、しかたなく汚水を飲み、死んでいく。
松嶋×町山 未公開映画祭の39作品の内の一本。#006。
映画館でも上映されるらしい。

蛇口を捻ると、当たり前のように水が出てくる国は、この21世紀においても、11ヵ国しかないらしい。
アメリカでは、100年前に水道管が敷設されているものの、老朽化などの問題がある。
農薬の影響で水が汚染されている。そのため、人々がボトルの水を買う。シャワーの水も汚染されているのに。
世界銀行が企業により水道民営化しないと、金を貸さないと脅し、無理からに民営化したあげく、到底支払えないような高額の値段設定で提供。人々は汚水を飲むしかなく、それによりたくさんの人々が死んでいる。何のための水道なのかわからない。
世界水会議も、利権をどう分けるかといった会議だと指摘している。
ダムなんか必要ないのに、金儲けのために世界銀行がダムを作らせているのだ。でかいダムなんていらない、小さな手作りのダムでいいらしい。
年間の水企業の売り上げの三分の一で、世界中の人々の水飢饉を救えるというような話もあった。

これ、日本人でよかった、っていう話では済まない。
水の汚染は、既に世界中の問題だ。イヌイットの母乳も汚染されているのだ。
じゃあ、ペットボトルの水をこれからは飲みません、っていうのも違うな。

この映画では、こんな大変なことが起こっているんだ、という報告だけで終わるのではなく、それに対してどういった活動が行われているのか、ということもきちんと紹介されている。

水企業の次は、空気企業が出てくるのか。
経費を支払えない国は、一定時間特定の地域が真空状態になる。酸素ボンベを背負って、真空状態になった地域を訪れる真空地域ツアーが大人気とか、毎月10日~19日は、大気濃度60%なので、戸外での激しい活動は注意しましょうって、逆に、アスリートが低地で高地訓練だ、バンザイ!って喜んだり、という妄想が沸いた。

関連のある映画「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」を見ることにした。