1998年4月18日(土)
監督 こだま兼嗣
原作 青山剛昌
脚本 古内一成
トランプの数字と名前の数字の関連による見立て事件。
最初は意味ありげに剣・花などが残されているのに、途中からトランプそのものに変更してしまうぐらいなら初めからトランプを置いておけばいいでしょう。気付かせたい筈なんだから。
犯人の動機はそれでいいとしても、犯行内容に重大な影響を与えるある人物との出会いが不自然にしか感じられず納得できない。この物語を成り立たせるための後付け感が拭えない。
毛利小五郎の優秀さが伺える物語ではあった。