ハンセン病

estis2012/11/21 (水) 03:14 に投稿

「理系の子 高校生科学オリンピックの青春」ジュディ・ダットン 横山啓明 訳 文藝春秋 2012年3月
 SCIENCE FAIR SEASON JUDY DUTTON 2011
の3章で取り上げられているのが、ハンセン病にかかった少女。

感染するのは、人間と3種のサル、それにアルマジロ。

ハンセン病はかつて癩病といわれ、不浄とされ忌み嫌われていたが、現代においては治療可能な病気である。
「二種類の薬——ダブソーンとリファンピシン——を飲めば、症状を抑えることができる」(ダブソーンとあるが、ダブソンと呼ばれているようだ)

治療の可能性は高いものの、ハンセン病へ対する人々の意識は変わっておらず、恐ろしいイメージが未だ残っている。
国枝史郎「神州纐纈城」、栗本薫「豹頭の仮面」などにこのイメージが見られる。(「豹頭の仮面」では、改訂版で記述を変更している)

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ハンセン病は、「レプラ」とも呼ばれた。
大坪砂男「大師誕生」に見られる。