Book

2014/03/05-2 アイシテル 〜海容〜 後篇

estis2014/03/07 (金) 22:44 に投稿

#6〜#10

BE-LOVE 2006年24号〜2007年4号
講談社コミックスDX 2273巻
2007年3月6日 第1刷発行

被害者の母親が随分と内省的な人だなぁと思う。
加害者は怒りでそのような行為となったと、傷害致死なんだととれるように思われるが、殴りたかったから怒りのエネルギーを必要としたのではないのか。
殴るために用意した怒りのエネルギーをコントロールすることができなかったのか、
それとも殴ることに快感を感じたから続けたのか、それは描かれていないので分からない。
そこに作者の興味はなく、家族について物語るために極端な設定を用意したのか。
残った人々がどのように思おうと、逝った者は帰ってこないのだ。
心の内にあるとしても、その者に都合よくあるだけだ。

2014/03/03 そばもん ニッポン蕎麦行脚 (14) —ファイティングそば—

estis2014/03/04 (火) 21:38 に投稿

第116話〜第124話
おまけ 今日もそば日和

「ビッグコミック」'13年第13号〜第16号、第22号〜'14年第2号
ビッグ コミックス 2014年3月

コロッケそば「ふたつの(あるいはみっつの)コロッケそば」
葱「ネギに誘われて」
そばダイエット「ファイティングそば」

日本には大きく分けて三系統のネギしかないとのこと。葱商は、血縁または10年以上経験を積んだ者のみ。
葱にも、コロッケそばにも物語がある。
そばのGI値(glycemic index[グリセミック指数]))は、米を100とすると、56だそうだ。

2014/03/02 魔使いの秘密

estis2014/03/03 (月) 01:04 に投稿

THE SPOOK'S SECRET Joseph Delaney
2006年

ジョゼフ・ディレイニー
金原瑞人・田中亜希子 訳

訳者あとがき 田中亜希子 2013年12月5日

東京創元社 2008年2月
創元推理文庫 F テ-7-3 580-04 2014年1月31日 初版

今巻少し都合が良すぎるような気がするところがあった(地下室の階段ですれ違うところ)けれど、それでもおもしろい。
物語はだいたい危険な方向へ進んでいって、最後になんとか解決というパターン。
主人公が後日記録して書いているのだから、助かることはわかっているのに、どうなるのかが気になる。
主人公ではなく、師匠がどういう思いでそういった行為を取ったのかを考えると、ちょっと違う面が見える。ジョン・グレゴリーは色々呑み込み過ぎだ。

さて、映画公開時には、シリーズ四巻以降も文庫化されるだろうか。

2014/02/20 魔使いの呪い

estis2014/02/20 (木) 21:23 に投稿

THE SPOOK'S CURSE Joseph Delaney
2005年

ジョゼフ・ディレイニー
金原瑞人・田中亜希子 訳

一筋縄ではいかないファンタジー 上橋菜穂子

東京創元社 2007年9月
創元推理文庫 F テ-7-2 580-03 2014年1月31日 初版

おもしろかった。
物語は困難な方へ困難な方へと進んでいくので、読んでいる間ヒリヒリした。
主要登場人物がそれぞれ複雑なのがいい。
冒頭の詩の「ひとりの男」といのうは、トーマス・J・ウォードのことなんだろうか。

2014/02/17 魔使いの弟子

estis2014/02/17 (月) 20:29 に投稿

THE SPOOK'S APPRENTICE Joseph Delaney
2004年

ジョゼフ・ディレイニー
金原瑞人・田中亜希子 訳

訳者あとがき 金原瑞人 2013年11月18日

東京創元社 2007年3月
創元推理文庫 F テ-7-1 580-02 2013年12月27日 初版

魔使いシリーズ1冊目。
映画が公開されるのに合わせて、文庫化された(シリーズ3冊目まで)のだが、
2014年1月17日(金)公開予定だったのが、2015年2月6日(金)に延びたらしい。
映画タイトルは、SEVENTH SON 。
日本公開時期は未定。
予告編は、こんな感じ。

原作の内容とは、かなり変更されている。
映画では、主人公が青年になっているけれど、原作では、12歳の少年。
読んでいる間は、そのことを全く忘れていて、解説で気付いた。
児童書として書かれたそうだけれど、かなり恐い。
それよりも、迫られる選択が厳しい。
これだけの選択をきちんと(正しいかどうかではなく)選ぶことができるのは、彼がまだ12歳だからこそなのだろうか。
主人公トーマス・J・ウォードの母親の謎もいずれは語られるのだろう。
おもしろかったので、次の「魔使いの呪い」へ進む。

2014/02/08 タナトスの使者 (1)

estis2014/02/08 (土) 23:04 に投稿

原作:吉田穣
漫画:赤名修

FILE.1 安田隆一
あとがき 吉田穣
あとがき 赤名修

アフタヌーン '13年4月号〜6月号
アフタヌーンKC-907 2013年7月

この結末とは異なる結末の物語を経て、同一の結末まで、つまり3巻までは読む。
きちんと読んでいないが「イキガミ」が突然の死亡宣告を受ける者ということは(たいてい)死ぬ気のない者が死に面してどうなるかという話(なんだろう)に対して、この物語は(たぶん)死にたい者が、今そのまま死んでいいのかを確認する物語になるのだろうか。
同一パターンを避けるため用意されているのが、主人公来島明良と岡崎家の関係の謎なのだろう。

2014/02/06 ひよっこ料理人 (6) —世界に一つだけのカレー—

estis2014/02/08 (土) 14:45 に投稿

DISH1〜DISH8

ビッグコミックオリジナル '13年第12号〜第19号
ビッグ コミックス 2014年2月

カレーライス、卵の中華スープ、夏野菜の味噌肉詰め、モロヘイヤのトロトロ冷や奴、お粥。
関西は牛肉で、関東は豚肉らしい。