Zend Framework (01)

estis2009/05/09 (土) 02:42 に投稿

CodeZineの記事Zend Framework入門(1)ここのサーバーでやってみた。
まずはダウンロード。
http://framework.zend.com/download/latestからできる。
元の記事は2007/11/12ものなので、バージョンは1.0.2とあったが、現在は1.8.0になっている。
フルパッケージとミニマルパッケージがある。
ちょっと試してみるのには、ミニマルパッケージで充分なんだろう。
まあ、よく分からないのでフルパッケージをダウンロードしてみた。
zipとtar.gzがあるので、Windowsな人は、zipの方がよろしかろう。Macな人はお好きな方を。
解凍したら、サーバーへアップロード。
しかし、その前にPHPのバージョンを確認しよう。
元記事では、PHP5.1.4以降でないとダメとあるが、バージョン1.8.0のREADMEには、5.2.4以降ダヨとある。
ここのサーバーはまだPHP4系のサーバーもあるようだから、確認してそうだったらバージョンアップしてください。
ちなみにこのサーバーはPHP5.2.8。なのでアップロードへ進む。
アップロード先だが、Webサーバーが直接アクセスする必要がないから、public_htmlディレクトリ配下ではなく、ユーザーディレクトリ直下が良い。
解凍したディレクトリをそのままアップロードすればそれでいい。解凍したままだとディレクトリの名前が「ZendFramework-1.8.0」になっているのでお好みで変更してください。
Zend Frameworkを使うには、アップロードしたディレクトリの中のlibraryディレクトリへパスを通す必要がある。
単にアップロードしただけでは、PHPには関係のないことなので、ここにあるぞ!っていうのを教えてやる必要がある。
root権のないレンタルサーバーだからphp.iniを変更するとかはできないので、.htaccessを用意する。
piublic_html直下に書けばかまわないのだけれど、今回はテスト用のディレクトリを用意してその中に設置することにする。
例えばテスト用のディレクトリをZendFrameworkTestとかいう名前でpublic_htmlの中に当然作る。このディレクトリ内に設置する.htaccessにこう書く。

php_value include_path .:/usr/local/php5/pear:/home/アカウント名/ZendFramework-1.8.0/library

アカウント名のところは、自分のアカウント名に変更すること。
「ZendFramework-1.8.0」はアップロードしたディレクトリ名だから変更していたらそれに合わせる。
単にZend Frameworkを使うには、/home/アカウント名/ZendFramework-1.8.0/libraryにさえパスが通っていればいいと思うのだけれど、元々パスが通っているところ(ここでは.:/usr/local/php5/pear)へも通しておくのが無難だ。無謀と大胆は違うのだ。「:」の付け忘れにも注意。
元々パスが通っているところは、phpinfo()などで確認するように。どこでも同じかどうかは保証できん。

さて、ここまでできれば、元記事にあるようにファイルを作って確認する。

上記のように、1.8.0 と表示されればOK。