2004年1月に会った筈なのに忘れていた。さっき再会。
マハトマ・ガンジーの言葉らしい。
『あなたの為すことは、ほとんど無意味であるけれど、それでも、やらなければならない。世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするために』
当時は単純に、何かいいねって思うだけだった。
今は、次のようなことが浮かんでくる。
そう、理解できない他者の行為・ふるまいも、その人にとっては、今を維持するために必要なことなのだな。
さて、ではこの世界って何なのさ?
変わらない自分が狂っていないことを、狂っている自分は正しく判断できないのに。世界は、自分に向かって諭してくれているのかもしれないのに。
つまりは、自分が狂っているかどうかにはかかわりなく、やろうとしたことはやりなさいってことね。
やろうとしたのに、やらないことは、自分を確実に変えていくんですよ。
それはまた、やらない理由を世界のせいにしても仕方がないってこと。世界はいつだって「そうだよ」ってニタリと笑って、やらないことをお薦めするのさ。世界にとっては、どっちだってかまいはしないのさ。
だから、やめる時は、やめる理由を自分に置くのですよ。理由を他に押しつけてはいけないのです。