Opera Unite をちょっと試してみた

estis2009/06/17 (水) 11:45 に投稿

Opera Unite
http://unite.opera.com/
をちょっと試してみた。

ppc iMac にインストールした。
Photo Sharing
Fridge
Media Player
The Lounge
を試してみた。

アクセスはWindows XPから行った。
ChromeやFirefoxだと表示に少しもたつく感じ。表示も不完全なところがあった。
IEやSafariの方がよいみたい。

URLは、(Computer Name).(Account Name).operaunite.comになる。
サービス毎のAddress、例えば Photo Sharingならphoto_sharingとなっているのは変更可能。Photo Sharingという名前も変更可能。日本語でもOK。
ところが名前を変更すると、直前の名前がホームページのサービス一覧に残ってしまう。直前の一つだけが残るのか。サービス名そのままでAddressだけ変更しても別のものとして、サービス一覧に同じ名前が並ぶ。

Computer名の変更や、Opera Unite自体の停止は、ステータスバー左のボタンからできる。

URLには、Opera Software社のIPアドレスが割り当てられている。
Macのアクティビティモニタでネットワークの状況を見ながらアクセスしてみると、Windows PCでコンテンツにアクセスするとデータを送信している。
Opera側のサーバーがプロキシになっていてデータの中継をしているようだ。

一番気になるのは、Web Serverというサービス。
これって、ローカルPC上でApacheあげれば、そのまま公開できるってことなのか。
それで快適にアクセスできるのなら、パーソナルユーザーにとっては、安価だけど自作CGI利用禁止だとか、負荷が高くて動かないレンタルサーバーサービスっていらないのか。
以前からそうなのかもしれないけれど、ターゲットは、よくわからないパーソナルユーザーと高い要求のビジネスユーザーへと更に二極化していくのかな。
どちらも求めるものは、単なる技術力ではなくレンタルサーバーサービスっていうぐらいだから、サービスというかサポート力だろう。
サービスって「何々増量!」とか「新サービス登場!」ってことが重点じゃなくって、それがユーザーに何を与えることができるかってことが重点で、それを満たしていないとしたら手抜きなんだよな。

色々なところで、様々なサービスが現れては消えていくけれど、そこに携わっている人の心の違いが現れてくることになるのだろう。
『バード 〜砂漠の勝負師〜(1)』81ページを参照せよ。