殺人蔵 山田風太郎
『妖説忠臣蔵』1957年
『妖説忠臣蔵』集英社文庫
『大岡越前』縄田一男 編 廣済堂文庫 1998年
『妖説忠臣蔵』1957年
『妖説忠臣蔵』集英社文庫
『大岡越前』縄田一男 編 廣済堂文庫 1998年
間の山心中 佐江衆一
くじら裁き 杉本苑子
白子屋騒動 村上元三
殺された天一坊 浜尾四郎
投げ火の伝兵衛 長谷川伸
殺人蔵 山田風太郎
天守閣の音 国枝史郎
解説 縄田一男
廣済堂文庫 670 な8-3 1998年7月1日 初版
「殺された天一坊」が最もおもしろかった。他よりも頭一つ抜きん出ている。
大岡越前と題しているが、必ずしも大岡越前が主人公というわけではなく、むしろ少ない。
日本推理作家協会賞受賞作全集2
「旬刊ニュース別冊」1948年
「日本推理作家協会賞受賞作全集2 短篇集」1995年5月 双葉文庫
第2回日本推理作家協会賞 短篇賞
【なぜ女は、昇汞を八グラム飲んだのか。女とその義弟の身体に、みみず脹れがあるのはなぜか。】
結局は、通じなかった。千明医学士はすぐに忘れるのではないか。それでも死んだ後のことだからかまわないのか。
「別冊宝石」1948年
「日本推理作家協会賞受賞作全集2 短篇集」1995年5月 双葉文庫
第2回日本推理作家協会賞 短篇賞
【知人の妻殺しについて語られるその真実とは】
医学的内容が関連しているが、そこに重点はなく、木々高太郎「新月」と同様に、ある登場人物の想いが注視されている。