The Way We Were 1973年 アメリカ 118分 監督:シドニー・ポラック 製作:レイ・スターク 脚本:アーサー・ローレン 音楽:マーヴィン・ハムリッシュ 出演:バーブラ・ストライサンド/ロバート・レッドフォード 1973年アカデミー主題歌賞受賞 大学での出会いから始まり、第二次世界大戦中の再会、結婚。そして、別れ。
午前10時の映画祭の一本。
赤狩りをテーマにしているということで、政治的な議論が一部出てくるけれど、物語全体としてはそれほど強く出てきている印象が残らない。二人の物語の一部ではあるが、二人にとって最重要ではないということか。二人にとってではなく、一人にとってだったからこの物語になっているわけだ。 「晴れた日に永遠が見える」とは違う部分で、「追憶」のバーブラ・ストライザンドもいい。(これを書いている今、レディー・ガガって似てないかなぁと、突然思った。) ラストシーン、二人は偶然出会い、お互いの元気そうな姿を見て、別れていくが、ロバート・レッドフォードは幸せなんだろうか、と今回は思った。 少年少女向けの映画ではありませんね、見ちゃダメってことではなくてね。 |