新青年

estis2011/03/04 (金) 00:00 に投稿

新青年

 

横溝正史のデビュー作「恐ろしき四月馬鹿」が掲載され、後に彼自身が編集長となった雑誌が『新青年』です。
江戸川乱歩、角田喜久雄、牧逸馬、夢野久作、久生十蘭、海野十三、小栗虫太郎などデビューした作家も多く、日本ミステリ史上欠かせない雑誌です。
『新青年』を元にしたアンソロジーも数多く出版されていますが、現在は入手しづらい状況です。
写真は、左から
「犯人よ、お前の名は? 新青年傑作選集I」中島河太郎 編 角川文庫 1977
「新青年傑作選 爬虫館事件」角川ホラー文庫 1998
「新青年傑作選IV」立風書房 1975
横溝正史の作品は、「蔵の中」、「面影双紙」、「実験魔術師」アルデン(横溝正史 訳)が採られている。
多くの場合、日本人による創作中心に取り上げられるが、『新青年』には翻訳物も多く掲載されており、モーリス・ルヴェル、P・G・ウッドハウスのように新しく作品集が出版されている作家もいる。また、L・J・ビーストンのように生国イギリスでも忘れられているが『新青年』では最も掲載作が多い作家もいる。『新青年』翻訳物アンソロジーは、掲載したもの以外知らないので、どこかで刊行してくれないだろうか。