Engadget Japanese

サンワサプライ、トラックボール内蔵のキーボード「SKB-TR05BK」6月中旬発売

1週 3日 ago
サンワサプライ株式会社は、狭い場所でも使いやすい、リストレスト形状のトラックボール内蔵キーボード「SKB-TR05BK」を6月中旬に発売予定です。 ■トラックボール内蔵キーボード 品番:SKB-TR05BK 標準価格:¥12,744(税抜き ¥11,800) 商品ページ:http://sanwa.jp/pr/SKB-TR05BK 「SKB-TR05BK」は、USB接続のトラックボール内蔵キーボードです。 キーボード上にトラックボールとクリックボタンが搭載されているため、マウスは不要です。そのため、マウスの操作スペースは必要なく、机上のわずかなスペースでも操作できます。ホームポジションに手を置いたままカーソル操作できるように、キーボードの手前側にトラックボールを配置しています。文字入力とカーソル操作をスムーズに切り替えられるので、Microsoft Excelなどのビジネスソフトを使用する場合に最適です。   幅約29cmのコンパクトサイズなので膝の上に乗せて操作することもできます。コンパクトでありながらキー間は19mmを確保しており、フルキーボードと同様の感覚でタイピングできます。   手首の負担を軽減できるリストレスト形状で、長時間入力した場合でも疲れにくくなっています。キーボードの底面には、キーボードの角度が調節できるようにチルトスタンドが付いています。 操作性と省スペース化に優れたキーボードなので、マウス操作エリアを確保しにくいサーバーラックや電子カルテラックなどで使用する場合に最適です。 ※このリリースに記載の内容は、発表当時の情報です。 企業プレスリリース詳細へ PRTIMESトップへ
PR TIMES

イーロン・マスクの火炎放射器、近隣の予約者にまず1000台引き渡し。配送早めるため品名変更も

1週 3日 ago
ロサンゼルスに新地下交通システムを構築しようとしているイーロン・マスクが、予約完売していた「火炎放射器」を予約者に引き渡しはじめました。すでに2万台のうち最初の1000台の予約者がThe Boring Companyに出向いて火炎放射器を受け取り、記念撮影用の壁の前でヒャッハーしています。
Munenori Taniguchi

マイクロソフト、スマホで遊べるXboxストリーミングゲームサービスを予告

1週 3日 ago
ゲームイベントE3 2018で、マイクロソフトが独自のストリーミングゲームサービスを予告しました。 開始時期や価格はおろかサービスの正式名称すらない開発表明の段階ではあるものの、クラウドサーバ側で動かしたゲームを映像としてストリーミングする、ソニーのPlayStation Nowと同様のサービスにマイクロソフトも参入することになります。
Ittousai

ネコの「尿」を測るトイレ、シャープが7月発売。ペット事業参入第一弾

1週 3日 ago
飼いネコがトイレに行くたびに、尿の量や体重を自動計測する。そんな「ペットケアモニター<HN-PC001>」をシャープが7月30日に発売します。 本体価格は2万4800円で、サービス利用料として月300円が別途必要となります。(いずれも税別) ●最大3匹までの多頭飼いに対応 同製品は、シャープがペット事業参入第一弾として投入するもの。飼いネコの「尿の量」「尿の回数」「体重」「トイレの滞在時間」「室温」を自動計測し、クラウドに自動送信することができます。 ユーザーは、スマホアプリ「COCORO PET」を通じて「おしっこの量は60g」「トイレに何分間いた」などの情報を確認可能。別売りの個体識別バッジを用いて、最大3頭までの多頭飼いにも対応します。 また、計測したデータは独自の「異変検知アルゴリズム」(AI)で解析。これは鳥取大学との共同研究によるもので、尿量が多い・尿量が少ない・滞在時間が長いなどの"異変"を検知した場合に、スマホアプリにその内容を通知してくれます。 ●「腎不全を克服すれば、飼いネコの平均寿命を5歳ほど伸ばせる」 なぜ「尿」にフォーカスしたのか。鳥取大学農学部の岡本芳晴教授は、飼いネコの死因の第2位が「腎不全」であることを挙げ、さらに『腎不全を克服すれば、今の飼いネコの平均寿命を5歳ほど伸ばせる』と説明します。 『ネコはもともと砂漠での生活のため、少ない水で上手に生きてきました。尿をできるだけ濃くして必要な水分を蓄えており、腎臓にかなりの負担がかかります。それが昨今の長寿化に伴って、腎臓や泌尿器に関する問題が顕在化しつつあるんです』(鳥取大学・岡本氏) なおシャープは同製品について『疾病を診断できるものではない』としつつも、『異常を検知したら早く病院に連れて行ってほしい』(岡本氏)と語ります。 ●ペット事業は「大きく発展できると信じている」 このほか、シャープはペット事業参入第一弾として「犬向けバイタル計測サービス」も発表。こちらはペット事業者・研究機関向けで、7月1日よりサービスを開始します。 ペット事業の今後についてシャープは『サービスと商品を一体的に提供するなかで、今後大きく発展できると信じている』(IoT事業本部)とコメント。海外展開についても『シャープブランドの認知度の高い市場で展開することを検討している』(同)としています。
小口貴宏(Takahiro Koguchi)

ウィジェットからタップするだけ! Amazonアプリで一番早く検索する方法:iPhone Tips

1週 3日 ago
欲しいものを思い立ったときにすぐ検索・注文できる「Amazon」。ここでは、そんなAmazonのアプリをiPhoneにインストールし、商品の検索をよりスピーディに行う方法を紹介します。 テレビを見ていてるときや雑誌を読んでいるときに、「この商品が欲しい!」と思うこともあるでしょう。そんなときにiPhoneを使えば、その商品をすぐ探せます。

【ギャラリー】Amazonでサクッと商品を検索する方法 (4枚)

神戸紅実子(KUMIKO KAMBE、ゴーズ)

Apple TVは、いちいちログインしなくてもチャンネルアプリに自動的につながるゼロサインオンを開始

1週 3日 ago
[Engadget US版より(原文へ)] AppleがApple TVにシングルサインオン機能を導入したのが18ヵ月前でした。対応する個々のテレビ・チャンネルにいちいちログインしなくても、1回だけユーザー情報を入力しておけば済むというものです。今日、WWDCにおいて、Appleは、さらに手間のかからない機能を発表しました。「ゼロサインオン」です。
Engadget US(翻訳 金井哲夫)

テスラの新型ロードスターにロケット利用の「スペースX」パッケージが登場?

1週 3日 ago
[Engadget US版より(原文へ)] タイトルで目を疑った方も多いと思いますが、事実です。イーロン・マスク(Elon Musk)氏はテスラの年次株主総会での発言に引き続き(11月の謎めいたヒントには触れないながらも)、新型ロードスターの「スペースX」オプションパッケージでは車体に10個の小型ロケット・スラスタが装着されるとツイートしました。 ツイートによれば、このキットは「劇的に加速やブレーキング、コーナリングなどすべてを改善する」としています。とても信じられませんが、これはマスク氏によるここ数ヵ月に行った最も訳のわからない発言ではありません。正直完全に信じることはできませんが、まったく嘘と言い切ることもできないのが実際のところです。 我々はこの件に関し、テスラに問い合わせています。 このオプションは通常パッケージの新型ロードスターを盛り上げるだけでなく、さまざまな疑問も同時に湧きます。そもそも合法なの(たぶん違法でしょう)? 何回使えるの? 自分で再充填はできるの? 動作時のG(加速度)はどれくらい?  確かなことは、新型ロードスターはマスク氏による「あらゆる意味での」ガソリン車への挑戦を体現するものとなるでしょう――たとえ、それがロケットを利用することになっても。 SpaceX option package for new Tesla Roadster will include ~10 small rocket thrusters arranged seamlessly around car. These rocket engines dramatically improve acceleration, top speed, braking & cornering. Maybe they will even allow a Tesla to fly ... - Elon Musk (@elonmusk) 2018年6月9日 編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。 原文著者:Devindra Hardawar
Engadget US(翻訳 塚本直樹)

フォーミュラE、開催中のレースに「リアルタイム参戦」できるゲーム発表。テレメトリー使い全車をコース上に配置

1週 3日 ago
電動フォーミュラカーで開催されるFIA選手権レース「フォーミュラE」が、現実に開催中のレースにリアルタイムに「オンライン参戦」できるレースゲームの開発を発表しました。このゲームでは、現実のレースを走る全車のテレメトリーデータで各マシンの走行履歴を再現し、そこにプレイヤーが操作するマシンの走行を重ね合わせます。
Munenori Taniguchi

2015年の今日、45gと軽量なウェアラブルカメラ「HX-A1H」が発売されました:今日は何の日?

1週 3日 ago
おもなできごと ・2003年6月11日、メガソフトがLinux用のテキストエディター「MIFES for Linux」を発売 ・2014年6月11日、ドコモが活動量計「ムーヴバンド2」を発売 ・2015年6月11日、パナソニックがウェアラブルカメラ「HX-A1H」を発売 ・2015年6月11日、LINEが定額音楽配信サービス「LINE MUSIC」を開始 ・2016年6月11日、アユートがAstell&Kernのハイレゾプレーヤー入門機「AK300」を発売
今日は何の日?

1998年の今日、腕時計型コンピューター「Ruputer」が発売されました:今日は何の日?

1週 4日 ago
おもなできごと ・1998年6月10日、セイコーインスツルメンツ(現:セイコーインスツル、SII)が腕時計型コンピューター「Ruputer」シリーズを発売 ・2011年6月10日、キングジムが10.5インチにサイズアップした電子メモパッド「Boogie Board BB-2」を発売 ・2014年6月10日、デルが360度液晶が回転する低価格2in1ノート「Inspiron 11 2in1」を発売 ・2015年6月10日、楽天モバイルがデュアルカメラ搭載のファーウェイ製スマホ「honor6 Plus」を発売 ・2015年6月10日、ドコモがキャップレス防水になった「Xperia Z4 SO-03G」を発売
今日は何の日?

タッチスクリーン搭載Macの予定は「No.」。アップル幹部が否定的な見解を述べる

1週 5日 ago
アップルのソフトウェアエンジニア担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏が、たびたび噂されているタッチスクリーン搭載Macの登場について否定的な見解を述べたことが報じられています。 WWDC 2018にて発表されたiOSとmacOSのクロスプラットフォーム開発環境。手短に言えば「iOSアプリをmacOS上でそのまま動作、ないし移植しやすい開発フレームワークの提供」という趣旨でした。 やはり気になるのが、iOS端末との最大の違いである「タッチスクリーン」がMacにも来るのか?ということ。この疑問に対して、iOSとmacOS担当の幹部から「No.」が回答されたかっこうです。
Kiyoshi Tane

100年前に利用率が日本で最も高かった図書館の話 : 情熱のミーム 清水亮

1週 5日 ago
ここのところやたら記念日づいているのだが、今年は戊辰戦争(明治維新)150周年であり、長岡藩開府400周年であり、そして長岡市立図書館100周年ということで、またまた地元に呼ばれたので行ってきた。 記念講話として、長年、図書館の館長として務めた稲川先生の講話を聞いたのだが、これがこの手のイベントの講話にしては意外と(失礼)面白くて感銘を受けた。 長岡の図書館が最初に設立されたのは、互尊翁(ごそんおう)こと野本恭八郎が私財を投じたことによる。 この野本恭八郎という人がどうやら尋常ではない人で、一介の商人でありながら、市が運営することを条件に私財を投げ売ってまで図書館を創立した。市立の前に私立に近いかたちで成立した図書館なのである。 稲川先生によれば、蔵書規模として当時の日本で二番目、利用率では日本一位を誇ったという。 この図書館の設立目的は、地域振興でもなんでもなく、「互尊思想(ごそんしそう)」という野本独自の思想を広めるためだったという。 互尊思想とは、正確には「互尊独尊」の思想といい、己の天性の本文を尊び(独尊)、同時に他人の天分をも尊び(互尊)、互いに認め合いながら生きていくと説く思想であり、私欲を捨て生涯にわたって社会に奉仕するというもの。 新潟の片田舎にありながら、「日本は日本にありながら世界であり、世界は日本である」というエベレストのように高い志を掲げられてつくられたのがこの互尊文庫だという。 「いまを生きている人だけを見るのではなく、これから生まれてくる子どもたちにこそ幅広い知識と教養を与えることが肝要である」として100年前の6月8日に設立された。 戦争に巻き込まれて一度消失するも、再び当時の商人だった内藤伝吉の寄付により復活。図書館自体が不死鳥のように蘇り続けるという、奇妙な歴史をたどる。 以前にも図書館についてどこかに書いた気がするが、とにかくこの街の図書館は「変」である。 「変だ」ということは東京に出てきてようやく理解できた。 僕にとっての図書館と、一般的な意味での図書館はまるで違ったのだ。 この街の図書館は、基本的に蔵書がハチャメチャである。良く言えば幅広い、悪く言えば節操がない収集方針になっていて、ときには「これ誰が読むんだ?」というような内容のものまであったりする。 おそらく一生をこの地で暮らす人にはまったく縁がないであろうジョエル・ロブションの本まである。 ちなみに中身はジョエル・ロブションのレシピであり、そもそもレシピの最初の段階から「野うさぎの肉」「とれたてのポルチーニ茸」など、「それはどこに売っているんだ?」というレベルの内容であり、当然、この街でそんな食材を手に入れる方法はない。誰がなんのために読むのかまったくわからない。 だが、こうして知見を広げることによって得られる教養こそが大事なのだ、という思想によって運営されているらしい。 ノストラダムスの大予言やらの怪しい本もあれば、難しすぎて、やはり「誰が読むのだ?」と首を傾げてしまう本も多い。 大学の図書館にでも行かなければ置いてないような本もある。 こういうのが子供の手の届くところにあるので、子供の頃から「わからないなりに難しい本を読んだふりをする」という遊びを覚える。 東京でこの本棚に一番近いのが、本郷の東大生協の書籍部である。 役に立つのか立たないのかわからない本ばかりだが、これでも50万冊ある蔵書のごく一部に過ぎない。蔵書は常に入れ替わっていて、熾烈な競争のある書架で長い年月を生き残るのは至難の業なのだ。 基本的に、この街に住んでいない人にはかなりどうでもいい話だと思うのだが、図書館の歴史を振り返る場面ではちょっとジーンとしてしまった。 こういう図書館が日本にどのくらいあるのか知らないが、少なくとも僕の知る限り、東京の公共図書館というのはもっと極端に老人向けか子供向けのものだけであり、わけのわからない本があちこちに陳列されている図書館というのはあまり見たことがない。 そもそも建物も無駄にでかい。 しかし、今回の式典で一番驚いたのは、なんと長岡市はさらに巨大な図書館をつくろうとしているらしいということだ。 すでに5箇所くらいに市立図書館があるのに、どんだけ図書館を増やしたいのだろうか......。 図書館を増やすことが地域の教養レベルを上げ、活性化につながるのだという宗教めいた信念がその根底にあるのかもしれない。 本で残る情報とネットに残る情報は違う。 ネットはどんなに古い情報でも、数十年もすればどこかに消えてしまう。よほど偏執的な人がバックアプをとっていない限り無理だし、実際、そんな奇人はめったにいない。Wayback Machineを使えばある程度古い記録も辿れるが、僕なんかは自分のブログすらたどるのが困難である。 関連サイト: Internet Archive: Wayback Machine それに引き換え、書籍というのは、否が応でも残ってしまう。 100年前の本も残ってるくらいだから、ネットよりもずっと寿命は長いと言えるだろう。 ひょっとするとこれが僕たちがいくらネット時代になっても紙の書籍をつくりたがる本能的な理由なのかもしれない。ミームが文章に宿るとしたら、その文章はできるだけ大量に、できるだけ広範囲にばらまかれたほうがいいからだ。 電子データのキャッシュとは根本的に違う価値が、おそらくそこにあるのだろう。   だから我々売文を生業とする人間は、今日も紙の本を書き続けるのだろう。 きっと、たぶん......。
清水亮

究極の全画面スマホ誕生?Vivoのノッチなし端末「NEX」本体画像が流出か

1週 5日 ago
中国Vivoが開発中の新型スマートフォン「Vivo NEX」のものとされる画像やスペック情報が、海外サイトにて登場しています。こちらは同社がコンセプト端末「APEX」で披露したような、ポップアップ式のフロントカメラやディスプレイ指紋認証を搭載する意欲的な端末になる可能性があります。 上の画像は、海外テックサイトのmysmartpriceが投稿したものです。ディスプレイ上部にはフロントカメラを搭載するためのベゼルや「ノッチ」が存在せず、またディスプレイ指紋認証機能をうかがわせる表示が確認できます。同サイトによれば、6月12日にはこのVivo NEXだけでなく小型モデルの「Vivo NEX S」も正式発表されるようです。 mysmartpriceが掲載したVivo NEXのスペック情報によれば、6.59インチ/FHD+解像度ディスプレイと8コアプロセッサ「Snapdragon 710」を搭載し、RAMは6GBで内蔵ストレージは128GB、背面に1200万画素+500万画素のデュアルカメラと前面に800万画素カメラを搭載し、バッテリー容量は4000mAhでOSにAndroid 8.1を採用するようです。さらに、Snapdragon 845と8GBのRAMを搭載したハイエンドバリエーションの存在も指摘されています。 今年にスペインのバルセロナで開催されたMWC 2018にて披露されたコンセプト端末のAPEXですが、VivoはロシアワールドカップのCMでもポップアップ式フロントカメラを搭載した端末を披露。すわAPEXの市場投入かと思われましたが、もしかしたらこれは市販バージョンとなるNEXだったのかもしれません。 スマートフォンメーカー各社は本体に占めるディスプレイ比率を100%に近づけるべく、ノッチ部分にフロントカメラを追い込んだりと涙ぐましい努力を続けてきました。しかしもしNEXが本当にリーク画像通りのスタイルになるとすれば、いよいよ本体前面が完璧にディスプレイになるという「究極の」スマートフォンが誕生することになります。
塚本直樹(Naoki Tsukamoto)

もう現実と区別つかない? ARKit 2で見えたAppleが本気でARに取り組む理由(西田宗千佳)

1週 5日 ago
アップルは、6月4日、年次開発者会議「WWDC 2018」の開催に合わせ、秋に公開を予定している「iOS12」の内容を公開した。その中には、昨年iOSに組み込まれたAR技術である「ARKit」の次期バージョン、「ARKit 2」も含まれる。 では、ARKit 2でなにができるのか? 現地での取材内容からわかったことをお伝えする。そして、アップルのパートナーとしてWWDCでも新発表を行ったアドビの動きを含め、「ARKit 2でなにが起きようとしているのか」をまとめてみた。 なお、ここで解説した情報のうち、ARKit 2の詳細については、アップルがインターネットで公開しているARKit 2の開発情報からも確認できる。開発者の方は、下記もご覧いただくとより理解が深まるだろう。 ・What's New in ARKit 2 「ARKit 2」は実質3段階目の進化 まずおさらいから行こう。ARKitは、iOS11で組み込まれた、AR(Augmented reality、拡張現実)を実現するための技術である。iPhone・iPadが搭載しているカメラを使って空間を把握し、カメラが撮影した実景にCGを重ねることで、現実と仮想の入り交じった表現ができる。もっとも有名な応用例は、「Pokémon GO」のARモードだろう。昨年末、iOS向けのバージョンに実装された「AR+」モードはARKitを使って作られており、従来よりもずっと自然な形で、ポケモンが実景の中に現れるのが特徴だ。こういう表現を、2015年に発売されたiPhone 6s以降のiPhoneとiPadなら、すべての機種で、特別な機器を使うことなく利用できる。 一方で、iOS11のARKitはシンプルな内容でもあった。秋に登場したばかりの頃、認識できるのは平面だけだった。今年3月に公開された「iOS11.3」ではARKit「1.5」になり、壁などの垂直面も把握できるようなり、壁に貼り付いたポスターのような物体も表現可能になっている。 iOS12では「ARKit 2」になるが、機能は大幅に改良された。だが対応機種はこれまでと変わらないため、その点はご安心を。 「World Map」記録で、空間の再利用とシェアが可能に iOS12での改良点のうち、大きなものは5つある。 ひとつめは、「空間をシェアできる」こと。そして二つ目は「空間を記録し、後から再利用できること」だ。実はこの2つ、同じ技術を別の側面から見ているに過ぎない。 従来のARKitは、そのままだと、自分の見ている仮想空間は自分だけのものだった。隣でもiPhoneを開いて、同じアプリで同じARを見ていたとしても、自分と隣の人が見ているARには関連性はなく、独立していた。だがARKit 2では、同じ仮想空間を複数の人でシェアし、一緒に楽しむことができる。写真はWWDCの基調講演で公開された、レゴが作ったARアプリの例。2人のデモンストレーターが、どちらもiPadをのぞき込んでいる。2人のiPadには同じ「レゴでできた街」が見えていて、そこを操作している。 ▲WWDC基調講演でのデモより。2人がともにiPadをのぞきこんでいるが、同じ仮想空間を、ARを通して共有しているためにこのようなプレイ状況になる またARKit 1は、仮想空間への物体の配置やその状況を「記録」する方法が、標準では用意されていなかった。デベロッパーが独自に工夫しない限り、目の前のAR体験はその場限りだった。だが、ARKit 2では残しておけるようになったため、数日後・数週間後に同じ場所を訪れてARアプリを起動すれば、前回置いた物体がその場所に「まだある」、という体験ができるようなっている。 これら2つは、空間の状況を記録した「World Map」を保存可能にしたことで実現した。World Mapの保存と「仮想空間のシェア」の関係が分かりづらいかも知れないが、要は空間の情報を記録し、残すことができるようになったので、そのデータを他人とシェアし、同じ仮想空間の情報が見れるようになった......ということなのである。空間の情報、というと我々は、周囲にあるものがポリゴンのデータとしてそのまま記録されるかのように思う。だがARKitのそれはもっと手軽なもので、カメラが捉えた「特徴的な点」の情報の配置を記録しているに過ぎない。だがそれでも、物体の配置をおぼえておくくらいなら十分な情報なのだ。 ▲特徴的な場所を「点」として認識、そのあつまりとオブジェクトの関係を「空間」の情報として記録することで、AR体験の共有や再体験が可能になる なお、World Map機能の応用として、今回から「立体のオブジェクト」を認識可能になった。認識できるのは、動いていなくて模様が多く、反射のないもの。すなわち、おもちゃや彫像などだ。デベロッパー向けに公開されたデモでは、古代エジプト・ラムセス2世(世界遺跡のアブ・シンベル神殿を作ったことでも有名)の妃、ネフェルタリの像の上に、説明書きをポップアップさせていた。この像の色と形を認識してポップアップしており、別の像では当然出てこない。 ▲オブジェクトの認識も「特徴点」ベース。色がはっきりしていて反射のない物体なら、点群として形状を記憶する ▲オブジェクト認識を使ったアプリの例。ネフェルタリの像を認識し、その上に説明書きを表示させている 現実のバナナが仮想の器に映り込む!? ARの表現力・リアルさを高める上では、「環境マッピング」に対応したことが大きな変化だ。これは文字で説明するより、写真で見てもらった方がわかりやすい。 鏡や銀食器はもちろん、車のボディやスマホの画面、磁器に至るまで、およそ光沢のあるものには、すべて「周囲の風景や色」が反射している。この反射を物体に映し込む技術を「環境マッピング」という。ゲームでいえば、メタルマリオのテカり感や、グランツーリスモの車のボディのなまめかしさだが、ARKit 1までは環境マッピングに対応していなかったので、「現実にあるものをCGの物体に反射させる」ことができなかった。これだとどうしても「合成っぽさ」が残る。 ▲ARKit 1での描画例。バナナは本物で、器とリンゴはCG。環境マッピングがないので、器にバナナの映り込みがない しかしARKit 2ではカメラが捉えた現実の世界の状況から、反射のための「環境マップ」がリアルタイムに生成され、物体に反映される。この写真の場合、リンゴの入った金属の食器はCGであり、バナナは実際に机の上にあるものだ。ARKit 1ではバナナの黄色は反映されないが、ARKit 2では、ぼんやりとバナナが映り込んでいる。 ▲ARKit 2を使い、環境マッピングを自動生成。現実にあるバナナに反射した光の影響が、器にも現れている この環境マップ生成には機械学習が使われているそうで、昨今の「機械学習無双」ぶりを裏付ける感じだが、ARのためにカメラで覗いているだけで、周囲の状況を使った環境マップまで作られていくとは、なかなかにすごい時代になったものだ。 ▲空間マップは、位置把握のために周囲を確認した際、同時に記録し、そこから機械学習を使って生成される 視線認識で「目力」と「ウインク」、舌だしまで覚えた「アニ文字」「ミー文字」 iPhone Xでは、顔認識技術「Face ID」を使い、表情を読み取ってCGキャラになりきる「アニ文字」という機能が登場した。実はこれも、ARKitに含まれる「表情認識機能」を使って実現されている。ARKit 2では表情認識機能がさらに強化される。WWDCの基調講演では「舌を出す」ことを認識する......とだけ紹介されたが、実は視線認識も入った。そのため、iOS12では、アニ文字の「目力」が上がる。さらに、ウィンクにも対応したそうだ。 ▲顔認識では視線も把握。目の表情が豊かになり、「目力」が出る ▲舌を出すポーズにも対応。人前での利用は計画的に 日本ではバーチャルYouTuberがちょっとしたブーム。現状は、モーションキャプチャー技術で体の認識をし、表情については職人技的なボタン操作で......という場合が多いのだが、ARKit 2のように視線や舌まで認識する技術が出てきたのであれば、スマホを使ってなりきり、というパターンも増えてきそうである。 アドビが進めるARツール「Project Aero」をサンフランシスコでチェック ARKitは、必要とする性能を上げることなく、着実に進化している。では、それをどう使い、どうコンテンツを作るのか? そのヒントとして、アドビの例を挙げたい。アドビは現在、AR・VRのためのツール開発プロジェクト「Project Aero」を進めている。WWDCの基調講演でその名前と存在のみが明かされ、翌日に、スニークプレビュー的なPVが公開された。 このPVに映っているのは、サンフランシスコにあるアートギャラリー、MINNESOTA STREET PROJECT。6月8日から10日の3日間、ここでは、「FESTIVAL OF THE IMPOSSIBLE」という展覧会が開かれていた。そこには、ディスプレイの枠を飛び出し、現実と仮想をごちゃまぜにしたアート作品が多数展示されていたのだが、そのうち3つが、このProject Aeroを使っている。 Project Aeroを使った作品は、どれもiPadを使っていた。CGで作られたアート作品をiPadを窓にして現実とミックスして見せるという、いかにもARらしい作品が展示された。 ▲「FESTIVAL OF THE IMPOSSIBLE」に展示されたARアート群。どれもアドビが開発中の「Project Aero」を使って開発されている 正式オープン前に開かれたプレミアでは、アドビのCTO、Abhay Parasnisも参加してのパネルディスカッションが開催された。そこでParasnis氏は、Project Aeroの狙いについて、次のように語っている。 ▲パネルディスカッションに登場した、アドビのAbhay Parasnis・CTO 「Project Aeroの狙いは、ARを民主化することにある。現在はアーティストが作品を作る際にも、ゲームエンジンの力を借りなければいけない。そうではなく、より簡単な形で、Photoshopなどいつものワークフローの中でARコンテンツが作れるようになるはずだ。結果として作品は、ディスプレイの画面の枠を飛び出していく。まだプロジェクトは初期段階であり、成果物の公開時期を明らかにできるタイミングではないが、多くの人々の意見を聞きながら進めていきたい」 ARKitのようなフレームワークの役割は、広く多くの人がARという技術を使える基盤を整備し、ビジネスと開発を活性化することにある。そのためにはOSの準備だけでは不十分であり、ファイルフォーマットやアドビのツール整備のような試みも重要だ。 ARの本格普及はまだ先だ。スマートフォンやタブレットをのぞくのではなく、「電脳メガネ」の時代まで待つ必要があるかもしれない。アップルの施策は、「仮にまだ時間がかかるとしても、技術の構築や開発者との連携強化を図っておく」という意味合いをもっており、その視点で見れば実に正鵠を得ているのではないか......。筆者はそう考えている。 なお、最後にProject Aeroについて、ひとつ追加情報をお伝えしておきたい。アップルにARKitがあるように、Googleには「ARCore」というARフレームワークがある。Project AeroのARCore対応についてアドビに問い合わせたところ、次のような回答が得られた。 「本日発表したのはiOSのものです。10月開催のAdobe MAXで詳細はお見せできるでしょう」 ──どちらにしろ、Project Aeroの全貌は10月のAdobe MAXまでお預け、というところのようだ。
西田宗千佳

iOS 12ベータ版でUSB制限モードがより強化。法執行機関によるロック解除対策か

1週 5日 ago
iPhone内の情報を保護する「USB制限モード」が、開発者向けiOS 12ベータ版にてさらに強化されていることが明らかになりました。 USB制限モードとは、iOS端末を一定時間アンロックしなかった場合、USB経由でPCから(パスコードやTouch IDなどでアンロックするまでは)内部データにアクセスできなくする機能のこと。 iOS 12ベータ版では、前回のロック解除から1時間以上が経過したiOS端末について、USB制限モードを有効にする設定が可能になったとのこと。法執行機関が強制的にロック解除することが、より困難になったようです。
Kiyoshi Tane

2017年の今日、Ryzen搭載の一体型PC「New Inspiron 27 7000」が発売されました:今日は何の日?

1週 5日 ago
おもなできごと ・2012年6月9日、ソニーがUltrabook「VAIO Tシリーズ」を発売 ・2017年6月9日、デルがAMDのRyzenを採用した「New Inspiron 27 7000 フレームレスデスクトップ」を発売 ・2017年6月9日、トリニティがAndroidになったSIMフリースマホ「NuAns NEO[Reloaded]」を発売 ・2017年6月9日、ファーウェイがSIMフリースマホ「HUAWEI P10/P10 Plus/P10 lite」を発売
今日は何の日?

Google、AI利用の倫理ガイドラインを発表。人を傷つける武器に使わないと約束

1週 6日 ago
Googleが米国防総省の人工知能(AI)利用プロジェクト協力に対して従業員から抗議を受けていた件につき、約束していたAI利用の倫理ガイドラインが正式発表されました。 サンダー・ピチャイCEOはブログ記事にて、「GoogleのAI原則(Artificial Intelligence at Google Our Principles)」を公表。AI利用の目標として7項目、AI利用を追求しない分野として4項目を列挙しています。
Kiyoshi Tane

動画: BlackBerry KEY2ハンズオン(日本語字幕) QWERTYキー改善とデュアルカメラ採用

1週 6日 ago
ついに発表されたQWERTY物理キーボードスマホの新型、BlackBerry KEY2 動画ハンズオンを日本語字幕付きでお届けします。評者は本家Engadget のモバイル担当シニアエディター Chris Velazco。 前年モデルKEYoneの改良版にあたり、画面サイズや解像度こそ変わっていないKEY2ですが、評者は筐体デザインが全体にぐっとシャープになったこと、肝心のQWERTYキーボードの大きさとキートップ形状改良、そしてプライバシー保護機能やアプリを高く評価しているようです。
Engadget JP Staff
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