2011/07/10-1 君と僕のアシアト ~タイムトラベル春日研究所~ (2)

estis2011/07/11 (月) 05:11 に投稿
よしづきくみち

travel 7 傷アト
travel 8 亜紀と瑞紀
travel 9 しるし
travel 10 朝顔
travel 11 リエカ
travel 12 要らないパーツ

Ohスーパージャンプ H22年FEBRUARY、APRIL、JUNE、AUGUST、
スーパージャンプ H22年18号、19号掲載分収録。

ジャンプ・コミックス デラックス p.204

2010年11月9日 第1刷発行

カバーデザイン/本橋真規子(フライハイト)

株式会社 集英社


travel 7
 タイムトラベル中に事故にあった男は、自分を助けるために怪我をした女性と恋に落ちる。

travel 8
 風見鶏亜紀の妹、瑞紀の死について語られる。
 おじ様、李暁剛登場。
 亜紀は、タイムトラベル装置の中核を成すコントロールデバイス「オベリスク」のメインプログラムを取り出すため、9歳の時2003年1月12日へタイムトラベルをするが、なぜか2012年2月5日へ到着する。

travel 9
 2012年2月5日は、瑞紀が命を落とした日だった。再現を阻止しようと暴走する亜紀。

travel 10
 「財団」から派遣されたトータル運営アドバイザー、樹しず登場。
 亜紀は、タイムトラベル研究のキッカケとなった出来事を思い出す。

travel 11
 野々村凜は、元カレの葬式で渡された遺品であるディスクのパスワードを知るためタイムトラベルをする。

travel 12
 旧春日研究所に努めていた千年屋雅夫が訪れる。彼の真の目的は?


この巻で、タイトルの意味を示唆するシーンがいくつかある。
アシアト部屋は、後に続くキーにもなっているが、この情景は「絵」にしたいシーンだ。
君は、風見鶏亜紀で、僕は、宮山広規でいいんだろうか。

travel 11 から掲載誌が変更になったため、この一話はインブレインタイムトラベルの説明に割かれている。
今まで「大災害」とされていたものが、「大災禍」に変わった。

インブレインタイムトラベルシステムには隠されている秘密が色々ありそうだと匂わせたところで、掲載誌変更のため仕切り直しなのかな。

タイムトラベルを必要とする人は、かつて伝えられなかったり、話せなかった人々。
語り合えていればそれは必要なかったわけだけれど、後悔する事を持たない人は多くないから、この物語は成立しているのか。それでも、肝心なことを伝えずに勝手に死んじゃうのはダメだ。