2011/11/14 コンテイジョン

estis2011/11/15 (火) 07:46 に投稿

CONTAGION
2011年
アメリカ
106分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:スコット・Z・バーンズ
出演:マット・デイモン/グウィネス・パルトロー/ジュード・ロウ/ローレンス・フィッシュバーン/マリオン・コティヤール/ケイト・ウインスレット


世界各地で咳と熱で人々が死んでいく。WHOはウイルスによる伝染病だとして調査を開始するが、その間にも地球規模で被害は拡がっていく。
概ね淡々と状況が語られていく。
主要登場人物数は片手では足りないが、その全てについてキチンと語られているわけではない。
誰かに重点を置いて語るのではなく、状況が発生したときにどのようなことが起こり得るのかを、シミュレーションしているようだ。

冒頭では、香港、東京、などが出てくるが、後はそれほどでもなかったように思う。
重要な場面の多くがアメリカなのは、アメリカ映画だからだろうが、香港エピソードとの関連で考えると、別の意図も感じる。

この手の映画の終わり方は、
 人類は助かった
 人類滅亡
かになるわけだが、どちらかに激しく入れ込み盛り上げることもなく、映画は終わる。
興味深い題材だけれども、もの足りない。