THE SPOOK'S SECRET Joseph Delaney
2006年
ジョゼフ・ディレイニー
金原瑞人・田中亜希子 訳
訳者あとがき 田中亜希子 2013年12月5日
東京創元社 2008年2月
創元推理文庫 F テ-7-3 580-04 2014年1月31日 初版
今巻少し都合が良すぎるような気がするところがあった(地下室の階段ですれ違うところ)けれど、それでもおもしろい。
物語はだいたい危険な方向へ進んでいって、最後になんとか解決というパターン。
主人公が後日記録して書いているのだから、助かることはわかっているのに、どうなるのかが気になる。
主人公ではなく、師匠がどういう思いでそういった行為を取ったのかを考えると、ちょっと違う面が見える。ジョン・グレゴリーは色々呑み込み過ぎだ。
さて、映画公開時には、シリーズ四巻以降も文庫化されるだろうか。