2011/03/13 ちはやふる (12)

estis2011/03/13 (日) 23:46 に投稿
末次由紀

第六十四首
第六十五首
第六十六首
第六十七首
第六十八首
「ちはやふるに足りないものはなんですか?」

講談社コミックスビーラブ1309巻 p.175

2011年3月11日 第1刷発行

COVER DESIGN:柳川価津夫+辻威行[SPICE]

株式会社講談社


全国高等学校小倉百人一首かるた選手権全国大会開幕。
一回戦の相手は、千葉情報国際高校で、全員外国人。
一方、新は団体戦を見に訪れたばかりに予期せぬ事が、
ストーリーは二回戦突破まで。

この巻では、団体競技と個人競技について、特に団体で競技をすることについて語られる。
「団体戦はかるたを好きやない人がやることや」と詩暢に言わせ、「純粋な強さを追求するなら個人戦や」とも別の登場人物に言わせている。
しかし新に
「強さってなんだ」
「対戦相手に誠意を チームメイトにまだやれるっていう気持ちを あげたい なにかをあげられるほど 強く」
と語らせているこの違いが、いずれ千早と詩暢の違いとなって表れるのでしょうか。

「美しいんだな 強いかるたって」
「競技かるたはかっこよかった」
と実感できるように映画にしたい。

袖の一首
しのぶれど 色にいでにけり わが恋は 物や思ふと 人のとふまで
 平兼盛