2015/06/21 七時間半

estis2015/06/22 (月) 02:03 に投稿

解説 千野帽子
カバーデザイン 宇都宮三鈴
カバーイラスト JUN OSON
ちくま文庫 し 39 4
2015年5月10日 第一刷発行 筑摩書房

1960年1月〜9月 週刊新潮 連載
1960年10月 新潮社
『獅子文六全集 第九巻』1968年 朝日新聞社

この方の文章は、私には合わないようです。
『目ざしてる』や『禁止されてる』といった記述が気になってしかたない。
物語の最後も中途半端な気がします。
結末を読者に委ねるような小説ではないでしょう。
「こんなに面白い小説」とは私は思いません。


2015/06/14-6 呪怨 -ザ・ファイナル-

estis2015/06/21 (日) 11:35 に投稿

2015年

監督:落合正幸
脚本:一瀬隆重/落合正幸

オンライン試写会で見た。
まず、タイトルに「ファイナル」とあるけれど、物語は終わってません。終わったのは、あの人のあれ(俊雄君の肉体
過去の「呪怨」作品は見たことがないけれど、見ていても楽しめたかは不明。
霊が出てくるのはホラー映画なので、まぁよいとして、それ以外の論理が何も無く、話を進めるために適当に事が起こるのでは、ドキドキしないのだよ。その行動を取れば何かが起こる可能性があるけれど、ある理由からそれをするしかない。登場人物はどうするのだろう、何か回避方法があるのか… といった物語性はこの映画にはない。
オバケ屋敷的怖さしかないよ。何か出てきた!ギャーッ! っていうのしか、ない。
事件が起こるのも、起こり方も適当すぎる。エレベーター内に増殖俊雄が現れるが、でどうした。怖がらせただけ?
登場人物の名前が画面に出てくるけれど、別の登場人物の視点に変わることもあるので、何のためかわからない。
私には、つまらないものでした。
ところで、
ノートを塗りつぶしたらどうなるのだろう? 
なぜ俊雄君はパンツは脱がないのか?

2015/06/08-1 リアル〜完全なる首長竜の日〜

estis2015/06/09 (火) 01:34 に投稿

2013年

監督:黒沢清
原作:乾禄郎「完全なる首長竜の日」
脚本:黒沢清/田中幸子
出演:佐藤健/綾瀬はるか/中谷美紀/オダギリジョー/小泉今日子/

「センシング」という他人の意識に介入できるシステムを使って、昏睡状態の恋人を助けようとするという物語を見て、「現実」は個々の脳が作り出したフィクションでしかなく共同幻想から逸脱した少数者が病者として扱われるに過ぎない、のではないかと思った。
物語は映画の終わりで終わっているけれど、まだ何かが残っている感じが消せない。
わざわざタイトルに「リアル」を冠したのは、現実とは何かという志向を表しているのだと思う。この映画の中では、主人公の運転シーンや女医の髪が風に揺れるシーンなど、ところどころ引っかかるような絵の作りで現しているのだと感じたけれど、それが物語の中心ではない。
ハッピーエンドで映画は終わるけれど、語り尽くされていない何かがとても不穏だ。
この感じが興味深い映画だけれど、感じで終わっているのを残念に思う。

2015/06/07-1 劇場版 名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)

estis2015/06/07 (日) 13:33 に投稿

1998年4月18日(土)

監督 こだま兼嗣
原作 青山剛昌
脚本 古内一成

トランプの数字と名前の数字の関連による見立て事件。
最初は意味ありげに剣・花などが残されているのに、途中からトランプそのものに変更してしまうぐらいなら初めからトランプを置いておけばいいでしょう。気付かせたい筈なんだから。
犯人の動機はそれでいいとしても、犯行内容に重大な影響を与えるある人物との出会いが不自然にしか感じられず納得できない。この物語を成り立たせるための後付け感が拭えない。
毛利小五郎の優秀さが伺える物語ではあった。

2015/05/11-3 遊星少年パピイ 第1話 「不思議なペンダント」

estis2015/05/14 (木) 17:05 に投稿

1965年

たった一人で地球へ出向。目的遂行のために不要な記憶は全消去。これって実はIQ300のパピイが鬱陶しいので、島流しにしたってことなのでは。
地球へ行く宇宙船も自動運転でパピイ以外は乗っていない。自動運転の結果事故を起こして地球に不時着。
自分のことを「リコちゃん」とちゃん付けする少女が、『何だかこげくさいわ』って言うように、炎が上がっている。幸い死傷者は出ていないが、これでは遊星仮面みたいに攻撃してきたと思われてもしかたないぞ。

2015/04/22 ウルトラマン シーズン1:第1話 ウルトラ作戦第一号

estis2015/04/25 (土) 21:56 に投稿

1966年7月17日(日)

護送中にベムラーに逃げられたそうだが、理由は何だろう。
逃げられた上に前方不注意で死亡事故を起こしている。
ベムラーは、地球人を誰も殺してないぞ。
ウルトラマンは、優秀な人材ではないのでは。
連行中だったのに、殺害してしまって、命令違反なのではないか。
ベーターカプセルを渡す時、横たわっているハヤタの上に落とし、説明も不完全で不気味に笑っている。
独断で地球の平和を守るなどと思いつきで語ったのではないのか。
初対面の地球人にそれが何なのかを簡単に気付かれるようなカラータイマーが、どうして胸についているのだろう。敵に自らのピンチを教えるとは、どんな罰ゲームなのか。

2015/03/19-2 ネオ・ウルトラQ シーズン1:第1話 クオ・ヴァディス

estis2015/03/28 (土) 10:32 に投稿

2013年1月12日(土)

この怪獣と、彼の家族の死の原因となった怪獣は別のものだろう。
怪獣を見つけても政府機関は直ちに攻撃を加えていないところから判断すると、怪獣そのものが危害を加えたのではなくて、怪獣が現れたことによる人為的災害が原因なのでは。
怪獣を守ろうとする団体が存在できるほどには、怪獣が出現するということなのか。
怪獣の出現が珍しい世界設定では、この題材がうまくまとまらないのでこのような設定になっているんだろう。何処から来たのかではなく、何処へ行くのかを語るものなので。