米航空宇宙局（NASA）のハッブル宇宙望遠鏡による20年間に及ぶ観測に基づき、このほど天王星の大気に関する研究結果が公開された。この研究結果や過去に撮影された画像を交えながら、謎多き天王星の知られざる姿に迫っていこう。

新著『カロ・キャロワック（CARO CARROWACK）』を刊行したダミアン・ブラッドフィールドが来日。これまでも一貫してインターネットにおける倫理や責任について、著作やポッドキャストを通じて言及してきたWeTransferのCCOにして共同創業者は、この絵本にどのような思考やアイデアを宿したのか。グラフィックを担ったルイス・メンドとともにインタビューに応じた。

大阪・関西万博の会場でもひときわ目を引くシグネチャーパビリオン「null2」。プロデューサー落合陽一の世界観を具現化したのが、NOIZを率いる建築家の豊田啓介だ。物理世界と情報世界を融合させたそのプロジェクトの全貌を徹底解説。

マイクロソフトは今年10月、Windows 10のサポートを終了する予定だ。いまもWindows 10を使っている人に向けて、注意点と4つの選択肢をまとめた。

“メイドイン宇宙”の製品が地球上で使われる──何年か後には、それが現実になっているかもしれない。

ロボットに人間が作業している様子の動画を見せるだけで学習させられる新たな手法を、米国の研究者たちが開発した。他者の行動から学習できる人間のように、行動の意味をくみとれるロボットが実現するきっかけとなるかもしれない。

『WIRED』のビデオシリーズ「Tech Support」の最新回はテーマが「地震防災」。読者からの質問に答えてくれるのは、防災科学技術研究所の特別研究員・池田真幸だ。地震災害の危険から身を守るために知っておくべき知識が満載の最新エピソードを、ぜひチェックしてほしい。

Disney+の日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」が国内外で高く評価されている。制作の中心となったのは、映画『ドライブ・マイ・カー』を代表作にもつプロデューサーの山本晃久と脚本家の大江崇允。ふたりは「カニバリズム」という衝撃的なテーマに基づく原作コミックを、いかに実写化したのか。

Galaxy S25 Edgeが問いかけるのは、「薄いスマートフォンが欲しいのか、それとも長持ちするバッテリーが欲しいのか？」ということだ。

この1カ月のあいだに「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、編集部が注目した6つのストーリーを紹介する。未読があれば要チェック！

量子コンピューターがついに暗号を突破し、世界最高レベルの機密にさえアクセスできるようになったとしたら世界はどう変わるのかを検証。「Qデイ」と呼ばれるその日、わたしたちは史上最悪の経験をすることになるかもしれない。

5月の会員限定ミートアップ＆ポッドキャスト公開収録のテーマは「大阪・関西万博」。落合陽一のパビリオン「null2」の建築設計を手がけたNOIZを率いる建築家・豊田啓介をゲストに迎え、この万博が実現した／しなかった／するはずだった“建築の未来”を語り尽くす。

クエスト仕立てのプロポーズに、Discordで交わされる誓いの言葉。出会いの場となったゲームの世界で結婚式を挙げるカップルが、いま増えている。

破綻した暗号資産レンディング（貸し付け）プラットフォーム「Celsius Network」の創業者アレックス・マシンスキーに、懲役12年の実刑判決が言い渡された。7件の詐欺罪で起訴された彼は、うち2件で有罪を認めていたが、裁判所は厳しい量刑を科した。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した最新のデータから、ある巨大惑星が自らの恒星に突入し、のみ込まれた可能性が浮上している。

好評連載「技術哲学入門」が装い新たに再スタート。テクノロジーに対する世界観の違いが政治や社会の決定的な分断を生み出している現在、その多様なテクノロジー観をマッピングすることで見えてくる、解決への道筋とは。

米国の映画産業は「死につつある」。そうドナルド・トランプ大統領はSNSで言い放ち、海外で制作された映画に対して100％の関税を課す方針を打ち出した。しかし、ハリウッドを再生するために本当に効果的な手立ては、関税ではないかもしれない。

人口減少や少子高齢化に苦しむ地方部において、いま求められる地域開発のアプローチとはいかなるものだろうか。ソフトデベロッパーとして活動するStapleは、資金調達の新しい仕組みを構築し、小規模かつ連続的な開発のアプローチをとることで、都市一極集中ではない社会をつくろうとしている。

世界からチェンジメーカーが集うサステナビリティサミット「ChangeNOW」が2025年4月24～26日にパリ・グランパレで開催。2024年に日本で初開催となった「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン」の受賞者3組もケリングが選んだスタートアップとしてブースを構え、最先端の課題解決の場に立った。その手応えとは、いかなるものだったか？

シュレーディンガーの猫は生きていると同時に死んでいる。皮肉なことに、いま量子コンピューティングも同じような“重ね合わせ”の状態にある。はたして世界はどちらの道を進むのか、選んでほしい。