ミシンによる縫製だけで折り畳み式の家具を製作できる手法を、米国の研究者たちが開発した。素材の選択と設計次第で、サイドテーブルやテーブルランプ、ラウンジチェアまで自在につくり分けられるという。

自律分散型の通貨システムを希求したはずの暗号資産が、いまや法定通貨と連動したステーブルコインとして国家や大企業から巨額の資金を集めている。政治と仮想通貨が結託して世界に広まりつつあるこの壮大な野望に迫る。

金原ひとみの小説『YABUNONAKAーヤブノナカー』は、時間を預けられる楽しい小説でありながら、“変わりゆく世界”に対する脳内での想像、思考、問題提起を誘う作品だ。本作を（われらが）川田十夢はどう読んだのか。小説家とプログラマーによる、異色の対談！

音楽に没頭しながら、周囲の音も自然にキャッチできる。そんな“開放型”イヤフォンが今、注目を集めている。

「Browser Dating」はブラウザの検索履歴をもとに相手を提案するマッチングサービスだ。その人の好奇心こそ、その人の人となりを映し出すという発想に基づき、ベルギーのアーティストがスタートさせた。

高輪ゲートウェイに誕生した“実験的クラブ”で行なわれるイベント「ZERO COMMUNE」を『WIRED』日本版がプロデュース！ 実施されるトークイベントとスペシャルパフォーマンスを通じて見えてくる、都市における「クリエイティビティ」の未来とは？

人類の胃袋と生態系の豊かさを同時に満たすような贅沢な食の未来をめぐって国内外のフードテック・スタートアップが集結した。将来には当たり前になるかもしれない、でもまだ誰も味わったことのなかった食材をプロのシェフが調理した究極のメニューとは。

コロナ禍以降、VRでのクラブイベントが急増した。どんな人々も包摂する環境でドラッグに耽け、友達や恋人を見つける熱狂的な参加者のなかには、自分の欲望を抑えるのがますます難しくなっている人もいるようだ。

アーティストやミュージシャン、デザイナーら35組の“住人”が集うユニークな空間。オリジナル通貨を使って「お金の本質」に迫る体験は、あなたの価値観を存分に揺さぶるはず。

過去20年間で地球全体の海の5分の1以上が“暗く”なっていることが、このほど最新の研究で明らかになった。その理由と、海洋生態系の根幹を揺るがす深刻な事態とは？

イノベーションとアイデアのタネはどこにある？　『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ（またはシックス）センスを刺激するグッドニュース。アンビエント・ミュージックの創始者ブライアン・イーノが、ビーティー・ウルフとのコラボレーションで生み出したのは、感情を追体験する旅のような音楽だった。

この1カ月のあいだに「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、編集部が注目した6つのストーリーを紹介する。未読があれば要チェック！

米国では抗うつ薬の服用者が増えるなか、離脱時の副作用に悩む人も少なくない。遠隔医療スタートアップのOutroは、専門家の支援と段階的な減薬プログラムにより、安全な薬の中止をサポートしようとしている。

危険な高所作業をこなせる多機能ヒト型ロボットが、鉄道のメンテナンス現場で活躍し始めた。重量物を軽々と持ち上げる力強さと、それを人に手渡しできるほどの安全性が注目されている。見た目だけでも迫力満点のロボットだが、その真価とは？

特異点近傍の混沌とした領域を理解できれば、100年以上物理学が追い求めてきた量子重力理論の確立が見られるのではないかという期待が高まっている。

日産自動車が小型EV「リーフ」を8年ぶりに全面刷新した。SUV風のデザインを身にまとった3世代目の新モデルの発売は、EV市場の今後を占う試金石にもなる。

「トランプ・モバイル」と名付けられた新たな通信ブランドと金色のスマートフォンが、早ければ8月にも提供開始される見通しだ。しかし、端末の仕様や通信インフラ、製造拠点など、全容には多くの不明点が指摘されている。

初期宇宙の姿に新たな光を投げかける観測データが公開された。これを基に構築された“宇宙の地図”は、135億年の歴史と80万個もの銀河を描き出しており、従来の宇宙モデルを見直すきっかけとなるかもしれない。

AIの進化により、誰もが簡単にコードを生成できるようになった一方で、悪用のリスクも高まっている。未経験者でもマルウェアを扱える時代が到来しつつあるが、真の脅威となるのは、AIを使いこなす熟練ハッカーの存在である。

複雑な環境を鳥のように高速で自律飛行できるドローンを、香港の研究者たちが開発した。時速72km以上で飛んで直径数ミリメートルの電線すら回避できる性能で、災害救助やインフラ点検などへの応用が期待されている。