Apple Watchで使われている技術の特許に関する一連の訴訟に見舞われてきたアップル。Apple Watch用の「心拍数」アプリにおいて米国市場を違法に独占しているとされた反トラスト訴訟において、今回はアップルに有利な判決が下された。

次世代AI音声アシスタントに「『WIRED』を購読して」と依頼したところ、正しいウェブページにアクセスし、購読フォームを見つけていた。SiriやAlexaなどのバーチャルアシスタントにAIが搭載されれば、さらに強力になるだろう。

自然の中に「もうひとつの家」を借りられるサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」に新たな選択肢が登場した。共同オーナー型のサービス「Co-Owners」によってSANUは、いかに豊かな自然を残す取り組みを加速させようとしているのか。

スパイク・ジョーンズ監督の『her／世界でひとつの彼女』の公開から10年。近未来を描いたこの映画も、いまでは楽観的な時代を思わせるタイムカプセルのようだ。

米国では、約800万人の糖尿病患者がインスリン製剤を必要としているが、価格を理由に投与の回数や量を減らさざるを得なくなっている。そんななか、インスリンを効率よく量産できる新技術を開発したスタートアップが、より安価に提供できるインスリンを製造しようとしている。

メタは今年、ThreadsをActivityPubに対応させ、フェディバースと連携する見通しだ。これが実現すれば、ThreadsのユーザーはほかのSNSのアカウントをフォローしたり、ほかのSNSにも表示される投稿を作成したりできるようになる。

AirPodsを装着した人々がChatGPTとの会話に夢中になっている現状は、2013年のSF恋愛映画『her/世界でひとつの彼女』で描かれた日常そのものだ。『Ars Technica』の論考。

ロン・デサンティス（フロリダ州知事）が撤退したことで、共和党予備選は、トランプ（前米国大統領）とニッキー・ヘイリー（元サウスカロライナ州知事、元国連大使）の一騎打ちとなった。情勢はがぜんトランプが有利なものの、ここに来てヘイリーが見せ始めたファイティング・ポーズは、まるでカウガール（戦う女）のごとく輝いてみえる。彼女の命運は、3月5日のスーパーチューズデイまで紡がれていくのだろうか。

アップルのMRヘッドセット「Vision Pro」が2月、米国で発売された。同社は「究極のエンターテインメントデバイス」とうたっているものの、こうしたヘッドセットが映画やドラマの長時間視聴には向いていないという問題をまだ解決できていない。

Xのリンダ・ヤッカリーノCEOは米上院委員会で、コンテンツモデレーションに携わる「信頼と安全チーム」の社員を増員すると語った。しかし、計画通りに採用したとしても、大幅に人員削減する以前の水準には到底及ばない。

ChatGPTの登場で加速したAIブームによって、GPUの需要が増え、価格も高騰している。そんななか、チップの設計を根本から見直し、新たな考え方に基づく半導体を開発しようとしているスタートアップが登場してきている。

いまや人工知能が子どもたちの好きなキャラクターを主人公にした物語を語ってくれるようになった。しかしこれには著作権の複雑な問題が絡み、保護者にとっては大きな頭痛の種だ。

Facebookが2024年2月4日に20周年を迎えた。オンライン学生名簿から始まり、いまや世界最大規模のSNSとなったFacebookの歴史は、個人情報の過剰な利用やフィルターバブル、フェイクニュースといったインターネット時代ならではの問題の歴史でもある。

AIはいつか世界を支配する／AIは人類を征服しない──メタ・プラットフォームズでチーフAIサイエンティストを務めるルカンは、このふたつの命題はどちらも正しいと考えている。

欧州で施行されたデジタル市場法（DMA）に対応し、アップルは欧州のユーザーが「App Store」以外からアプリをダウンロードしたり、アプリ外での決済の選択肢を選べたりするよう変更した。しかし、アップルの新しいシステムは、従来のシステムと同じ問題を抱えていると指摘する声が上がっている。

解雇される瞬間や、解雇予告を受けた反応をTikTokに投稿するユーザーが増えている。失業の経験を共有する動きは共感を呼ぶが、会社を言い負かすことを目的とした投稿は、新しい雇用主との信頼関係の構築を困難にする可能性も孕んでいる。

ユニバーサル ミュージック グループ（UMG）とのライセンス契約の更新が合意に至らなかったため、TikTokからテイラー・スウィフトを始めとするアーティストの楽曲が消えた。音楽はTikTokのユーザー体験の大事な要素だが、今後どうなるのか。

未来を実装するメディア『WIRED』日本版の実験区である「SZメンバーシップ」で、会員向けに公開した1月WEEK#5の記事テーマは［HEALTH］。住まいと健康に関するセレクト記事と、柳瀬博一による新著『カワセミ都市トーキョー』の接点から、ウェルビーイングな都市のヒントに迫る。

ある特定の何かに対して激しい不安を感じる「限局性恐怖症」。このほど発表された研究によると、クモ恐怖症の治療が高所恐怖症の治療にも役立つ可能性があるという。

『WIRED』日本版は、世界的アートイベント「札幌国際芸術祭（Sapporo International Art Festival, SIAF）2024」のイニシアティブパートナーとして、ポッドキャストシリーズ「SIAF AS A TOOL」を配信している。会期中は札幌文化芸術交流センター SCARTSにて、さまざまなゲストを迎えた公開収録も実施予定だ。