『WIRED』日本版の会員サービス「SZ MEMBERSHIP」で2024年3月にお届けした記事のなかから、世界の女性科学者たちにスポットライトを当てたシリーズや、ソーシャルメディアによって劣化するインターネットカルチャーに関するストーリーなど、最も読まれた5記事を紹介する。

1g単位で装備を極限まで軽量化し、大自然のロングトレイルを何カ月もかけて歩くウルトラライトハイキングの世界を切り拓いたレイ・ジャーディン。人間と衣服、そして自然との原初的な関係をめぐる思索のために、彼の住むニューメキシコの大地へと向かった。

ピュー研究所が、米国でのChatGPTの利用に関する調査結果を発表した。このツールを仕事で使用したことのある人は昨年から急増しており、AIブームがいっときのものではないことを示す材料のひとつだと言える。

雑誌『WIRED』日本版の最新号「FASHION FUTURE AH! ファッションは未来をまとう」が好評発売中。その刊行を記念して、『WIRED』のオリジナルグッズ（3点セット！）をプレゼントするキャンペーンを実施する。ぜひご応募を！

カナダのガジェットメーカー、WORK LOUDERが発表した薄型メカニカルキーボード「KNOB / k.no.b.1」。その基となったのは、とある3Dアーティストが自分のこだわりを詰め込んだレンダリング画像だ。

この3月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、電気自動車（EV）をめぐる国家安全保障に関する話題など、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。

ビヨンセの新アルバム『カウボーイ・カーター』が発売された。差別的な慣習が残るカントリーミュージックのあり方を問うアルバムに対するファンのリアクションからは、現代のファンダム（ファンのコミュニティ）の風潮が垣間見える。

廃棄プラスチックをポリエステルにリサイクルすることは、もはや目新しくない。BIONICはその回収から担い、コミュニティの雇用創出にも貢献している。同社を誠実なビジネスに成長させたものは何か、共同創業者のティム・クームスが教えてくれた。

使い捨てや余剰在庫が問題になっているファッション業界。その解決策のひとつとしてマサチューセッツ工科大学（MIT）のデザイナーが提案するのは、熱で変形する特殊な糸を使った「4Dニットドレス」だ。

Google Chromeの「シークレットモード」使用時のウェブ閲覧に関する数十億件のデータを削除することにグーグルが合意した。訴訟を通じて見えてきたのは、ブラウザのこの機能がユーザーのプライバシーを全面的に守るものではないことだった。

著書『Read Write Own』のなかで、投資家クリス・ディクソンはブロックチェーンを擁護する持論を展開し、ブロックチェーンにはテックジャイアントの市場独占から社会を守る力があると主張する。

ファッションはシーズンを積み重ね、着実に前進する。まるで進化圧のように。もちろん歩幅はまちまちで、あるいはわずかな差異かもしれないが、どこかに新しいアイデアとクリエイションが結晶しディテールとして表れている。もちろん14年間、古着を“リビルド”してきたこのコレクションにも。

ファッションはシーズンを積み重ね、着実に前進する。まるで進化圧のように。もちろん歩幅はまちまちで、あるいはわずかな差異かもしれないが、どこかに新しいアイデアとクリエイションが結晶しディテールとして表れている。例えばプチ・プリの子ども服が“成長する”ように。

ファッションはシーズンを積み重ね、着実に前進する。まるで進化圧のように。もちろん歩幅はまちまちで、あるいはわずかな差異かもしれないが、どこかに新しいアイデアとクリエイションが結晶しディテールとして表れている。リネンの魅力がますます際立つカルの服のように。

服の基礎たる素材を知らずしてファッションとサステナビリティは語れない。持続可能な繊維産業を目指し、20年以上にわたって服の原材料と向き合ってきたのが、850以上のメンバー企業からなる国際非営利団体Textile Exchangeだ。

周期ゼミのふたつの年級群「ブルードXIX」と「ブルードXIII」が、この夏221年ぶりに米イリノイ州で同時発生するという。鳥や木、地面の下の生き物たちは、生涯に一度の祝宴にあずかることになりそうだ。

「DJI Air 3」は全方位障害物センサーを搭載し、フライトコントロールも簡単だ。2つのカメラを備えたことで動画の品質も向上している。プロ品質の「Mavic」シリーズとポケットサイズの「Mini」シリーズの隙間を埋める製品だ。

未来をつくるのはいつも新しい世代で、それはファッションにおいても変わらない。名門アカデミーの若きクリエイティブ・ディレクターと、時に辛辣な新進メディアの創設者のふたりは「将来を予測することに意味はない」と口を揃えて言うけれど、間違いなくポジティブな可能性が語られるはずだ。

2024年4月1日に運用が始まった巨大顕微鏡「ナノテラス」は、世界で4番目の次世代放射光施設として多分野での活用が期待されている。でも実際のところ、何が画期的なのだろうか？ ナノテラス建設の立役者のひとりに「おにぎり」を例に説明してもらった。

キャサリン英皇太子妃の“加工された写真”の登場以来、インターネットではさまざまな憶測が広がり、普段は陰謀論に耳を貸さないような人たちも混乱の渦に飲み込まれてしまったようだ。これほど大ごとになってしまったのはなぜなのか──。