LA DOLCE VITA
1960年
イタリア
モノクロ
185分
監督：フェデリコ・フェリーニ
脚本：フェデリコ・フェリーニ／トゥリオ・ピネリ／エンニオ・フライアーノ／ブルネロ・ロンディ
音楽：ニーノ・ロータ
出演：マルチェロ・マストロヤンニ／アニタ・エクバーク／アヌーク・エーメ／アラン・キュニー／イヴォンヌ・フルノー／マガリ・ノルエ／ニコ
作家への夢を抱くゴシップライターの主人公は、同棲中の相手がいるが大富豪の娘と関係もあり、ハリウッド女優とも戯れる。
午前十時の映画祭青の50本の1本。
退廃的な上流世界を描いたとされているフェリーニの代表作。
一番落ち着いているように見える初老の男性も無理心中してしまう。同棲中の女は、主人公が悪いと言って自殺未遂。
そこでは色々起こるけれど、そこにいる人々は別に困っている素振りは見せない。
ラストで少女が微笑み呼びかけるのに、聞こえないのは、聞きたくないのかもしれないと思うと、どんな理由にせよ、自分で決めてそこにいるってことなんだよね。
状況を見せる映画としか写らなくて、さほど興味が持てずじまい。