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マネーの〈未来〉は人類学的想像力を通じて開かれる──『ビットコインはチグリス川を漂う』池田純一書評連載

1週 6日 ago
暗号通貨が普及し世界各国でキャッシュレス化の進む都市が次々と現れてくるなか、「マネー」の未来は一体どこに向かうのか。電子認証と電子マネーの国際的権威であるデイヴィッド・バーチは4,000年前のバビロニアよりさらに時代を遡り、過去・現在・未来という三区分からマネーのあり方を描きなおしてみせる。壮大なスケールで歴史を振り返り「ビット」から「アトム」へ、「アトム」から「ビット」へと移り変わるマネーを捉えた本書は、単なる経済学だけでなく「人類学」的想像力を駆動してくれるようだ。

人気すぎて経営難に! 「映画館通い放題」サーヴィスは、かくして映画体験を激変させた

1週 6日 ago
映画館で1日1本の映画を観られる定額サーヴィス「MoviePass」は、月額10ドルというお得さで会員数を伸ばしてきた。ところが、7月に資金不足のために急遽500万ドルの借り入れ、値上げや利用制限、不正利用の監視強化を発表した。危機に瀕しているMoviePassだが、彼らのおかげで映画の世界が変わったこともある。

火星よりも過酷? 極地の凍てつく海を、自動探査ロボットはこうして泳ぎ回る(動画あり)

2週 ago
北極や南極の海を自律潜水する無人の海中探査機「SeaBED(シーベッド)」が泳ぐ環境は、実は火星よりも通信難易度が高いとされる。氷の厚さを測定して気候変動を予測するミッションのために、いかに過酷な環境をサヴァイヴするのか。その勇姿を動画で紹介しよう。

Part 2. 架空の人生──連載「The Rise and Fall of Silk Road」

2週 ago
オープンから1年もたたずに Silk Roadのユーザー数は急速に伸び、 ロスは高収入を得て悠々自適な生活を送るようになった。 しかし、オンラインとオフラインで ふたつの顔を使い分ける罪悪感に苦しんでいた。 一方、囮捜査でドラッグの密売人を演じ始めたフォースは 現実世界とは別の人生を生きる楽しみに 再び目覚めつつあった。

実は『M:I』シリーズは、ベンジーの成長譚なのかもしれない!?:サイモン・ペッグインタビュー

2週 ago
7月末に全米で公開されるや、シリーズ新記録となる約6,150万ドルのオープニング興収を叩き出した『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』。それに先駆け、監督のクリストファー・マッカリーやトム・クルーズとともに、本シリーズ4度目の出演となるサイモン・ペッグが東京にやって来た。映画でもイーサン・ハントを支えるIT&ガジェット担当のベンジーが、シリーズ愛を熱く語る。

温暖化による洪水対策費は石油会社が負担すべき? 訴訟が棄却されても、可能性は残っている

2週 ago
地球温暖化による海面上昇に伴う洪水対策費は、石油会社が負担すべきか否か──。米国の2つの都市による石油大手5社への訴訟が、このほど棄却された。同様の訴訟が複数起こされているが、それぞれ争点が異なるため、これをもって環境保護主義者にとってのチャンスが完全に失われたわけではない。大手石油会社にとっての長い訴訟の道のりは、まだまだ不透明だ。

ツイッターは蔓延する悪質スパムやフェイクアカウントを「浄化」できるのか

2週 1日 ago
ツイッターが「浄化作戦」を積極的に進めている。スパムアカウントやプライヴァシーを侵害するアプリを削除し、APIの使用にも制限を増やしているのだ。フェイスブックがいまなお個人情報の流出で苦しんでいるように、各種ソーシャルメディアはこれまでのオープンな姿勢を改め、規制強化に動き出している。

ケニアの空へ飛び立つグーグルの気球インターネット、商用化で待ち受ける新たな課題

2週 1日 ago
空高く飛ぶ気球を基地局としてインターネット接続を提供するアルファベットのプロジェクト「ルーン(Loon)」が、このほど企業として独立して商用契約を獲得した。最初の提供先はケニアで、投入する気球は1機のみ。独立によってルーンは、実験からビジネスへと新たな一歩を踏み出した。

ドレイクが『Scorpion』で生み出した“労働”としての音楽と、「完全なる遍在性」への挑戦

2週 1日 ago
ラッパーのドレイクによる5作目のアルバム『Scorpion』は、2枚組で25曲、収録時間は90分という“大作”だ。それはアウトプット優先で数の勝負のような印象すら受けるが、Apple Musicではリリース初日にダウンロード記録を達成した。彼はいったい、このアルバムで何を伝えようとしているのか?

数学の60年来の難問を、「不老不死研究」の生物医学者がこうして解き明かした

2週 1日 ago
60年にわたって数学者を悩ませてきた「ハドヴィガー=ネルソン問題」が、解決に向けて大きく前進した。その立役者となったのは、「人間の寿命は1,000歳まで延びる」との主張で知られる生物医学・老化学者のオーブリー・デ=グレイだった。専門外である彼は、なぜ難解な数学の問題を解き明かすことができたのか。

Part 1. 終わりの始まり──連載「The Rise and Fall of Silk Road」

2週 1日 ago
ジャンベとサーフィンを愛した青年は、 いかにして史上最大の闇サイト「Silk Road」を築き上げ、 そして堕ちたのか。 米国のサイバー犯罪史上、最も大がかりな捜査の果てに ダークウェブとビットコインの存在を 満天下に知らしめた衝撃の逮捕劇のすべてが いま、明かされる。

『アントマン&ワスプ』のヒロインは、マーベルの将来を占う「水晶玉」になる

2週 1日 ago
日本では8月31日に公開される映画『アントマン&ワスプ』は、マーベル・シネマティック・ユニヴァースで初めてタイトルに女性ヒーローの名前が入った作品だ。マーベルは女性が主人公となる作品の製作や女性監督の起用を計画しており、本作は今後のマーベル映画の行く先を占う“水晶玉”の役割を果たすことになる。

「原子の結合」の謎が解き明かされる? 単一原子の化学結合の形成に米研究チームが成功

2週 2日 ago
自然界では互いに反発するナトリウムとセシウムの原子。ハーヴァード大学の化学者チームが、これら単一の原子をコントロールして化学結合させることに成功した。自然界に存在する最も基本的な化学反応のひとつである単一の化学結合の形成は、原子が結合するメカニズムの解明に近づく貴重な研究結果だ。その成果が量子コンピューターへの応用も期待されるという今回の実験は、いかに行われたのか。

テスラは「モデル3」の生産目標を達成したが、「新たな難題」が待ち受ける

2週 2日 ago
テスラが、ついに「モデル3」の週5,000台生産という目標を達成した。ところが、アナリストや投資家たちが口にしたのは、労働環境や質、安全性への懸念だった。強引ともいえる手法で目標を達成したテスラは、今後そうした問題を解決しつつ安定した生産を続けられるのだろうか?

史上最大の闇サイト「Silk Road」をめぐる2つの物語:ダークウェブの創世と崩壊を描いた新連載スタート!

2週 2日 ago
違法ドラッグから武器の売買、殺人依頼までもが行われていた史上最大の闇サイト「Silk Road」。その誕生から創設者の逮捕の瞬間までを追いかけたルポタージュ「The Rise and Fall of Silk Road」が、雑誌『WIRED』日本版VOL.25への全文掲載を経て、8月2日からWIRED.jpの連載としてスタートする。コーエン兄弟による映画化もささやかれる闇サイトの物語は、いかに始まって幕を閉じたのか──。本連載の読みどころを紹介しよう。

AIとクリエイターの共存へ──CYPARが目指す新たなクリエイティヴとは

2週 2日 ago
人工知能(AI)がますます社会の多方面に浸透するなか、人間の手によるクリエイティヴはどう変わるのか? AIと競合するのではなく「共存」することで、人間だけでは到達しえないクリエイティヴを開発することを目指し、世界的なクリエイター集団PARTYとサイバーエージェントが手を組んだ。

電子タバコのせいでニコチン中毒に? 米メーカーが訴えられた事情

2週 2日 ago
電子タバコメーカーのジュール・ラブズが、未成年者による電子タバコの利用に関して相次ぐ訴訟に見舞われている。禁煙のために通常のタバコから同社の「JUUL」に切り替えたが逆に喫煙量が増えてしまった、子どもが吸い始めてやめられなくなった──。社会問題へと発展し始めた電子タバコをめぐる問題に、メーカー側はどう応じているのか。

これらの微生物さえあれば、“社畜”を効果的に育成できる(かもしれない)

2週 2日 ago
トキソプラズマに感染している者は起業しやすい──。そんな論文が学術専門誌に発表された。感染すれば起業がうまくいくのか? それならスタートアップを後押ししてくれる微生物はほかにもいるのではないか?ということで、『WIRED』US版が社畜オフィスにもってこい…かもしれない微生物を見つけてきた。

MOTION GALLERYがアーティスト・宮島達男と実現させた「クラウドファンディング」という名のコミュニティアート

2週 3日 ago
デジタル数字を表示させるLEDカウンターを用いた作品で世界的に知られるアーティスト、宮島達男。彼は2017年にMOTION GALLERYのクラウドファンディングを活用し『時の海─東北』なるプロジェクトを立ち上げた。クラウドファンディングという手法自体に疑念もあったという宮島は、そこにどんな可能性を見出したのだろうか。ヒントは「コミュニティ」という言葉にあった。

自律走行する運転席なしの電気トラックが、北欧の森で木材を積んで走り出す

2週 3日 ago
自律走行に特化して運転席をなくした電気トラックを、スウェーデンのスタートアップであるEinrideが発表した。林業における木材運搬を主な用途に開発されたこのトラックは、物流コストの削減のみならず二酸化炭素の排出を抑えることで森林の保全も手助けしてくれるのだという。
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1時間 33 分 ago
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